子どもの頃からモノづくりに興味があり、「これはどうやって出来ているんだろう」と考えてばかりでした。前職は、東京の町工場。防犯グッズやシリンダー錠の部品をつくる会社で、旋盤などの機械加工を担当していました。

ノムラテックは、前職の会社が部品を納めていた会社です。展示会でご挨拶することもあり、以前から気にかけてもらっていました。

モノづくりの現場はやりがいがありましたが、会社が業績不振になり、次の職場を探すことに。そんな時、心配してくれた社長から「うちに来ないか」と声をかけてもらったのが、入社のきっかけです。嬉しかったですね。

モノづくりの現場で働いていましたが、前職は金属のみを扱っていて、つくるものは限られていました。

それに対して、当社のモノづくりは、金属はもちろん、樹脂やスポンジ、布など、あらゆるものを使います。事実上、ゼロからのスタートでした。先輩や上司から教えてもらいながら、少しずつ出来ることを増やしていきました。

1～2年かけて、任せてもらえる範囲を徐々に広げていきましたね。期日までに何をすれば効率よく仕上がるのか？サポートを受けながら、試行錯誤を繰り返しました。

当社では、製造こそ海外に発注していますが、企画から製品化までをほぼ一貫して手がけています。企画立案に始まり、試作品を何度もつくりながら「どんな形にするか」「材料は何が最適か」「大きさはどのくらいがちょうどいいか」などを決めていきます。

完成形が見えたら、部品や製造法を考えながら見積を作成し、量産体制を整えます。1つの製品が完成するまでに、約2～6ヶ月。1年に10～15点ほどの新製品を世に送り出しています。自分がつくったものが、倉庫から出荷され、お店に並ぶ瞬間は嬉しいものです。

当社は少人数の会社だということもあり、社員同士の距離が近いのがいいところ。上司とも話しやすく、決裁が早いのが開発スピードアップにも繋がっていると思います。

休憩時間のちょっとした会話から、新製品のアイデアが飛び出したり、悩んでいたことが解決に向かったりすることも珍しくありません。上司に「今進めているこれどう思います？」と相談したり、「みんなの家の窓ってどんな風になっているの？」と気軽に話せたりするのは、モノづくりにおいて大きなプラスになっています。

当社のモノづくりは、簡単に正解が出せません。製品が完成し、「売れるかどうか」が評価に繋がります。「出来ません」と諦める前に、良い方法がないかを調べ、自分なりにアイデアを考え抜くことが大切です。

材料も形も多岐にわたるモノづくりができるので、「経験の幅を広げたい」「もっとチャレンジしたい」と考える方にはピッタリな職場だと思います。日ごろの生活をはじめ、些細なことにも興味を持つ好奇心がある方にも向いていると思います。

とことん考え、困ったときには皆で解決の方法を考えられる、和気あいあいとした雰囲気です。少しでも興味を持っていただいたら、ぜひご応募ください。あなたと一緒にモノづくりが出来る日を楽しみにしています！